›7 06, 2004

デジカメ決定への道その2

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 実は既に7/3、家が決まった日にデジカメは買ってきてしまっています。
 ただ、検討ネタとして色々引っ張れるので非公開でしばらく書いていきます。CM挟むバラエティかよ! ってな感じで。

 その1では、露出のマニュアル操作ができるコンパクト機が俎上に上がりました。その次の段階、そこで私はどうするかというと、エクセルで表を作ります。
 そして、自分が重視する項目に重みを付け、各機種毎に採点し、合計点を算出させます。
 自作html化VBAを使っているので見栄えが悪いですが、その表を載せておきます

 これにより一目で「あなたが買うべき」機種がわかります! 「お前がやるべき」とか、キカイに決めて貰うのが超好きなんですね、私……。
 もう少し汎用的な、いつも検討に使えるようなシートを発明したいところです。シートを作る行為は非常に楽しいのですが、時間が掛かりすぎて。

 で、新製品の発表の度にシートに追加、価値観の変化の度に重みを変更、とやっていくとバリアブルに順位がコロコロ変わっていくのです。この変化を楽しむのもまた一流の検討人のあかし。いや、それは一流なのか?

 私が付けた重みで、最終的に高い値になったのは、

  • ユーザーインターフェース:10

  • モニタON時撮影枚数:9

  • 起動時間:8

  • 露出制御モード:7

  • 体積:7

  • 焦点距離:6

  • 連写速度:6

  • ヒストグラム:6

  • 重量:5
です。C-2040で不満だったUIや起動時間などがもろに出ています。
 表には間違いや思いこみもあるかと思いますが、「自分が満足できればいい表」なので、厳密さはそれほど求めていませんのでご承知下さい。

 さて、ここまでに至る経緯ですが、検討を始めた頃はきびきびした機種がいいと考えていたとはいえ、それでもまだ「高機能」な機種寄りに傾いていたのです。ややもっさりでも、今よりもっさりになることはないので、高機能機種にしたいな、と。
 それが、ある月の「デジタルCAPA」を読んで、一気に「高機動」型に突き抜けてしまいました。
 その記事というのが、吉森信哉さんの記事「旅に適したカメラをお薦めする」というもので、「旅」という行為に対してカメラの存在が「重すぎる」と感じていた私の頭をガツンとやってくれたのです。
 旅の思い出にさくっと写真を撮るんだから、フルオートでいいじゃないかと。だからフルオートでも綺麗な写真をとってくれて、携帯性が高いものにすればいいじゃないかと。
 というわけで、A/S/M無くてもいいじゃん! という方向性も生まれてきて、選択肢が広がるように見えましたが、別に広がりませんでした。
 既に検討していた機種で十分賄えるというか、それらを越える機種は初級機の中にはそうそうないだろうと思いましたし、ぶっちゃけ、面倒でした、はい。
 とはいえ、頭の構造が大幅に変わったのは事実で、当初最重要視していた露出制御なんかの重みを軽くして、起動時間・撮影枚数などを重くしたりと、順位は結構入れ替わりました。

 ここら辺でやっと具体的に数が絞れてきて、4機種になりました。

  • Fujifilm FinePix F710

  • CASIO EX-P600

  • Ricoh Caplio GX

  • Canon PowerShot S50
 彗星のように現れた超高校級児GXに私はめろめろ。この時点ではS60はまだ発表されていませんでした。
 つづく

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