›9 17, 2004

村山由佳『緑の午後―おいしいコーヒーのいれ方〈5〉』★★★☆☆

緑の午後―おいしいコーヒーのいれ方〈5〉

緑の午後―おいしいコーヒーのいれ方〈5〉

 見事直木賞を受賞された村山さんですが(って大分前ですが)、そっちは読まずにこっちを読む私。
 思い返せば村山さんを読み始めたのはジャンプノベルのデビュー作、高校生からか?
 相変わらず追い続けているのは「おいコー」シリーズだけとなっていますが、シリーズ物の性か、やっぱりもう「おいしいコーヒー」ではなくなっちゃっていますね。
 もうコーヒー煎れる話なんて全然出てきません。

 とはいえショーリが主人公の本シリーズは、感情移入がとてもしやすく、ショーリの顔は自分以外の顔を全く想像できません;
 悪く言えば没個性の主人公なのですが、それ故にとても汎的で、ショーリに自分を投影というか、自分だと「思いこんじゃえる」人ってかなり多いのではないかと思います。

 しかし、ここのところ伏線だらけでかれんとの先行きで不安になることばかりで、感情移入しているだけに非常に気持ちが悪いです。もうちょっとスカッとさせて頂きたいところ。

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