緑の午後―おいしいコーヒーのいれ方〈5〉
とはいえショーリが主人公の本シリーズは、感情移入がとてもしやすく、ショーリの顔は自分以外の顔を全く想像できません; 悪く言えば没個性の主人公なのですが、それ故にとても汎的で、ショーリに自分を投影というか、自分だと「思いこんじゃえる」人ってかなり多いのではないかと思います。
しかし、ここのところ伏線だらけでかれんとの先行きで不安になることばかりで、感情移入しているだけに非常に気持ちが悪いです。もうちょっとスカッとさせて頂きたいところ。