『カンフーハッスル』観てきました。試写会。
実はそんなに期待してなかった上(チャウ・シンチーは凄く好きなんですけど!)に試写会券が2枚も来てしまって、慌てて人を探して託しました。
いやあ、託して本当に良かったと思いましたよ。「もらい手見つからなかった〜」とかいって無駄にしてたら自己嫌悪に襲われていたことでしょう。
そう、めちゃくちゃ面白かったんです。映画の感想で「めちゃくちゃ面白い」ってもう何年も使ってない形容ですよ。
とにかくね、「無駄」なんですよ。無駄にオーバーアクションだし、無駄に盛り上げるし、それでいて「過剰」というのとは違う。やっぱりセンスでしょう。
そいでもって中年太りのオヤジシャツ&薄毛野郎どもという超格好悪い奴らが一番格好いいというわけのわからなさからして既に「ありえねー」わけで。
普通にカンフーもしてるので、往年のカンフーファンも満足。
この下らない脚本は逆に書くのが難しいよなあ、なんて思ってましたけど、それに加えて客を飽きさせないストーリー運びも見せる手腕。
100分ぐらいの映画でしたが、2時間以上観たようなギッシリぎゅうぎゅう感でした。
マジでお薦め。
『少林サッカー』はそれほど好きではなかったせいもありますが、あちらより遥かに満足度は高かったです。