›12 21, 2004

『新選組!』人物の思い出:[1]山南敬助

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※ネタバレ注意

 『新選組!』最終回が終わってから一人で盛り上がっているますひろと言います。
 今日からしばらく、番組内の登場人物について思い出を語っていきたいと思います。
 もう一度最初から観れば、思いは後から後から湧いてくるかと思いますが、とりあえず今のうろ覚え状態で。

 ちなみに私、このドラマを観るまで新選組の知識がそれほどなかったため、人物像のベースがかなりどっぷりと『新選組!』色に染まっています。
 では、好きな人物順で。

■山南敬助(堺雅人)
 当初からズバ抜けて印象に残る人でした。なんといってもあの「山南スマイル」と首の角度なのでしょう。思わず真似してしまう挙措。キャラクター付けが素晴らしかったです。

 土方とはよく衝突していましたが、死の前にはお互い認め合っているという事実が斉藤によって明かされ、死の後の近藤・土方の号泣。伊東の突っ込みに「あなたに何がわかるというのだ!」の一喝は、彼が居なくなった胸の痛みを倍加させてくれました。

 また一方で、明里とのやりとりを観ていると心が安らぎました。山南と同じように自分も感じてしまう。そんな魅力が明里(鈴木砂羽)にはありました。
 団子の食べ方を山南に教える辺りから、実はこの人は物凄くわかってるのじゃないのか、と思い始め、障子越しの無邪気な会話の後、「あの人、なにしたん」……。
 第33回「友の死」は、全放送の中で最も涙を多く流した回です。

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