飛鳥到着〜高松塚古墳まで一枚も写真を撮っていないことが発覚!
これが自転車パワーという奴か。
というわけで、まずはチャリを借りるため、飛鳥駅前へと向かった俺。
この駅前広場はアリの這い出る隙間もないくらい自転車の波で埋め尽くされていると思いねぇ。
「おきゃくさんやすいよ〜余りは買うよ〜」
そんなダミ声が飛び交うかもしれない喧噪(飛鳥町民の皆様ごめんなさい)。
どこの自転車をみてもまるで同じにみえたので、一番奥の、男だけのワイルドな店で借りた(みな70歳オーバーっぽい)。
マイ相棒の写真を撮っていないことが本当に悔やまれる。。
それほど気は急いていた。
ペダルに足を乗せた瞬間、それまでの人生のたまりたまった何かを爆発させるように、凄い勢いで走り出した暴走列車。
俺はONかOFFにしか生きられねえんだ!
といわんばかり。そして今までもこれからもONになるのは自転車に乗る時だけの人生。
とにかく無我夢中で漕ぎまくり、小学生を追い越して優越感に浸ったりした。
何がそんなに楽しいのか。わけがわからん。
気が付けば、高松塚古墳のある奈良歴史公園の入り口だった。