手段と目的

すごいね。
CD24枚は買い過ぎだね(^_^;)。
ワールド・ミュージック系が好きというのは知らなかった。そういえば、初期のDeep Forest好きって書いてあったものな。
サンボのこれは新譜？こんなの出たんだ。早速買おうかな。

ところで、天武天皇陵で思い出したが、漸く録画しておいた「大化の改新」を見ました。僕の場合は、人間的な悩みを抱えながらも、クールな立場を貫かなければならない内面的な苦しみを、渡部篤郎が魅力的に演じていたな、という印象。
但し、物語としては、中臣鎌足と中大兄皇子を綺麗に描き過ぎかな、という印象が・・・。
「大化の改新」と題を付けながら、蘇我入鹿暗殺で物語を終え、その後の政治的改革とそのダークサイド（例えば、邪魔になった蘇我石川麻呂−伊武さんが演じていた人ね−を冤罪で自殺に追い込んだり）を描かない所に、薄っぺらさを感じました。
なお、12月上旬にやっていたNHKの歴史番組では、蘇我入鹿暗殺の真の首謀者は、皇極天皇（何故か高島礼子がやってましたな）と軽皇子（後の孝徳天皇）であり、中臣鎌足はいわば鉄砲玉という話でしたなあ。
（折角書いたので、記事不足の東京クラブシネマにアップしとこう−笑−）

 −追記−
なお、この劇中、当時の日本の、朝鮮半島における利権がどのようなものであったのかを描いてくれていたので、その後の天智天皇時代に百済に肩入れして、唐・新羅連合軍に大敗する白村江の戦いが理解し易くなりました。

 ＞CD
年末に買ったコンポがそうさせた模様です(^^;
トムさんはDeepForest知ってましたか。
なんか音楽の方も相当造詣深そうですね。
サンボは良すぎてちびりました。
昨日買ったCDの半分をある程度聴きましたが、サンボ回転率が一番よいです。
「ぼくは、やはり、ヨコシマだと……」とか、語りも最高。
あのソウルフル歌は絶対マネできない。

＞大化の改新
渡部さんは多分そういう役をやらせたらとても魅力的なんですが、
いかんせん、どの役でも全部同じに見えるんですよ(^^;
だから渡部さんという人間も多分あんな感じなのだろうな、と思っています。
好きなんですけど！

今回のドラマは幼なじみの二人がどうなるかという処に主眼が置かれていたので、
物語の終わり方はあれでいいかなと思いました。
もちろん、ダークサイドは大好きなので、それはそれで骨太感のあるドラマを観たいのですが。
ドス黒い政治劇が観たい。
大河ドラマでやって欲しいなあ。それでなくても２クールドラマぐらいで。
聖徳太子か天智天皇。

常々思って居るんですが、大河とか、ドラマは、歴史の一部を切り取るのではなく、
流れを表現するってのをやってくれないんでしょうかね。
戦国で言えば信長〜家康までを１番組。
奈良平安だったら聖徳太子〜天武聖武とか、それぐらいまでとか。
究極を言うと、「日本の歴史」ＴＶ版を死ぬまでに観てみたい。これは本当に切実に。