まず、なにが楽しいのか、だ。
これはもうスタンプラリー的な楽しみと一言で言ってしまえるだろう。
・同じ種類のもの(古墳)を巡る
・次々と出てくる
・網羅する。制覇する。
・収集する
重要なのは、一つのものに辿り着いたのち、そのテンションが落ち出す前に次のものにまた出会う、ということだ。
ほら、また出た。すぐ出た。
矢塚古墳
◆古墳カウンタ[ΩΩЖЖЖ]
続いて、「歩く」ということも重要だと感じた。
覚えている方は賢明だ。俺のジョニー(自転車)との奔りを!
あのとき既に遺跡を巡ることより、奔ることが目的となっていた。いかん!
確かにそれは「収集する」という点でとても効率的ではあるのだが、歩きというものには、こう、次の地への期待感だとか、その行程を愉しむ心を醸成する機能があるのだ。
だから、俺は歩きという速度が好きなのだろう。それを好むのだろう。
しかし、歩く=時間が掛かる、というわけで、この奈良の古墳ぐらい頻繁に現れてくれないと、中だるみすることは必死、という難しい問題もある。