勝山古墳
◆古墳カウンタ[ΩΩЖЖЖЖ]
そしてその巡る「もの」だ。
俺は大自然が大好きで、今まで好んでそういう場所へ足を運んできた。
しかし、この「スタンプラリー」という行為をするためには、多分自然だけの中ではそれを達成できない。
そういう規則性をもったものというのは、人の影がなくてはならない。古代現代とわず、人の跡、なにかの痕跡であるはずなのだ。
それが自然とも融合している場所というのは一体どういう場所なのか。
田舎、人気のない寂れた住宅街、忘れ去られた場所……。
そういうところにそれはある。
今に繋がる過去に俺が興味をもつのも、そういうところにあるのだ。
そういうところに観光客が行くか?
人は見向きもしない。
そういうところでなくては、非日常も唯一体験もない。
俺は非日常を感じたい。
俺は唯一体験をしたい。