手段と目的

　桜井で古墳おっさんと別れる。
　また平日の夜の古墳で偶然会いましょう！

　なんで奈良へ行かず桜井へ戻ってきたかというと、荷物がロッカーに預けてあったからだ。
　近鉄線に乗り込み、可愛い古墳たちに別れを告げていく。
　もう外は真っ暗だが、この闇の向こうに奴らがいるんだ、この地には！
　毎日毎日奈良の象徴として目にした畝傍山ともおさらばだ。俺の３日間の暴走を見守っていてくれたような気もして、合掌。

　近鉄奈良駅。
　るるぶ情報を頼りに、東向通りへと南下し、天ぷらべに江へ闖入。
　目の前で天ぷらを揚げてもらい、ほくほくと食べる！！

　その後、深夜バスに乗るためＪＲ奈良駅へ向かう。ここの奈良は同じ奈良駅でも相当距離がある。
　中途の道においしそうな店がいろいろとあり、こっちで食うべきだったか、いや、天ぷらはよかった、とか、色々と。

　バスまで１時間ほどあるので、喫茶店に入ろうと、三条通りを物色。こじゃれた感じのピノキオを選択。
　とりあえずケーキがシフォンしかなかったので、仕方なくシフォンを注文。

　この店で３日間を思い出して反芻していた。
　しかし、月曜の夜でこんなに店って開いていないもんなのね。

　そして遂に深夜バスとの対峙！
　本当は行きも深夜バスの予定だったのだが。
　多分次回やっと最終回ですヨ。