いやぁ、きつかった。
wikiにゲーム中最難関と書いてあったけど、そうじゃないとしたら、
このゲームむずすぐる……!
と戦慄していた。
祖国が帝国の侵攻に屈し、いやいやながらも主に従い帝国将として城を守る女聖騎士アルヴィナ。
アルヴィナ自体は戦わないのだが、彼女の戦術が素晴らしく嫌らしい、という設定。
場内の街にはかなりの数の潜伏兵(隣接しないと見えない)。
複数のバリスタ。
5ターンを過ぎると現れる特攻しか能のない同盟軍(こいつらをアルヴィナに隣接させるのが本マップの目的のため、死なせてはならない)。
それにも増しててこずったのが、開幕時目の前にいる斧兵たちとランスナイト。
斧兵は二人いるが、一人は反撃、粉砕、連携と、隣接したら死亡フラグな性能。
もう一人も反撃、怒り、必殺、連携と、隣接したら死亡フラグな性能。
何度死なされたことか……。
ようく考えて、弓兵で削る作戦に切り替えたらなんとかうまくいったけど、しばらくBSやりたくないぐらいのムズ感に苛まれた。
メンバーを入れ替えバロウズも出撃させたが、あまり役立たなかった(^^;
その後はわりと順調でノーリセット。
しかし街を歩く際にはびくびくしながらちょいちょい進めていったので、同盟軍が先に敵の城門にたどりついてしまった!
仕方ないので主要メンバーを急行させた結果、武器屋と道具屋には寄れなかったが、無事ミッションクリア。
で、ここからが本題(笑)。
BSはミッションに入る前に「住民依頼」というものがあって、要はクエストで、これが今回3つあったが、その内の2つに涙ちょちょぎれ。
1つは、亡くなった妻の肖像画を戦火の街から取ってきてほしい、という依頼。
妻のために売れない画家をやめたが、妻が髪を売って買ってくれた筆で最後に描いたという肖像画。その筆をもって彼はまた画家を目指すのだろうか。
2つ目は、レオンがばあさんにこきつかわれて、じいさんの墓を掃除して来い、といわれるイベント。
レオンが戦場から帰るとばあさんは亡くなっており、手紙が……。
この手紙の内容が泣ける泣ける(T_T)
プラスで、アグザルのイベント『灯火・・』が発生。
能力的にはさておきかなり好きなキャラクターであるアグザル。
彼は金のために盗みも殺しもやった過去をもつ。
しかし修道院にいるうち、目の見えない少女に感化されていき……。
そこへ昔の仲間から「嬢ちゃんにばらされたくなければ云々」と言われて仕方なく昔の仲間に会いに行き、行きがかり上ぶっころしてしまい財宝を手に入れる。
その財宝で少女は目を治療することができたのだが……。
「おじちゃん? その声はおじちゃんなんでしょ?」「俺は赤の他人だ(お前に顔を会わせられるような人間じゃねえんだ)」
(´;ω;`)ブワッ
長くなったが、本当にこのゲームはストーリーがいい。
システムとストーリーが乖離していると感じるゲームは単にどちらかがつまらないってことなんだな。