理想のPIMソフト……のつづきです。
「スケジューリング機能」とはどういうものか。
いや、これはもう読んだままそのままで、タスクを記入すると「じゃあ今日の何時から何時まではアンタ、これをおやんなさい」って決めてくれるんです。あたしゃキカイの奴隷でしょうか。いえ、実際ここまでして欲しい人間もいるんですよ、ここに。
まぁそのタスクを記入しているのは私なわけで、間接的に自分に命令されているのだからいいのです。
もうちょっと具体的な話に行きます。
まず、データの入力としては今までの「スケジュール」と「ToDo」、2パターン入力できます。
一方、予定を確認する場面では、見るのは「スケジュール」画面だけです。
無論、既存のToDoは一覧性に優れていますので、別ビューとして表示してもいいでしょう。
ただ、このPIMの利点は、奴が命令してくる予定に従っていれば、「いつまでに何をやらなければいけないか、本人は把握する必要がない」というところにありますので、ToDoはあくまで「入力」であり、タスクをこなそうとする場面ではスケジュール画面だけ見ていればいいのです。
怠けたりして「あ〜、今日もタスクこなさなかった〜」という時には、毎日再スケジューリングを行ってくれるので問題ありません(あるんだけど)。
再スケジューリングするのはToDoから入力したタスクのみで、スケジュールから入力したものは一切動かしません。つまり、スケジュールから入力するのは自分の裁量で実行時期を動かせないタスク・イベントということになります。
もちろん、この「スケジューリング」という行為には各人の生活形態・嗜好・人生観など様々なものが関わってきますので、その重み付け・条件のバリエーションを豊富にしなければなりません。
どういった重み付けが自分の行動パターンにマッチしているのか?
ここら辺のチューニング作業などは各人が行っていかなければならないのですが、私の場合そんな試行錯誤する場面を想像しただけで恍惚と……。
とりあえずここぐらいまでは、あながちニーズがないとも言い切れないかなとは思うのですが……。
いや、次は「重み」の話です。