›9 28, 2004

興福寺国宝展へ

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 興福寺の本も読んだことだし、いくぜぇ〜ッ!!
 と勇んで行きましたが、やっているのは鎌倉期の展覧だけです。当然阿修羅もない。
 しかし、私は国宝展のポスターの金剛力士像を一目見ただけでその力強さを実際に観に行きたくなったのであり、かなり満足でありました。

 はっきり言ってやばいです、あれは。
 日本にこんな写実的というか、躍動感のある仏像があったのッ!? というくらいエネルギーを頂ける。物凄いパワーが伝わってくるんです。
 金剛力士像にしろ、無著・世親にしろ、想像力だけで作っていたらもう神と崇めます私は。
 だからモデルはいたんだろうな〜ということを思ってしまうわけですが、それにしても金剛力士像のポーズと肉体美は凄い。こんなマッスルが僧の中にいたのか?

 絵画にしても、筆の線の強弱がはっきりとしていて、非常に私好みの絵が多かったです。
 加えて、全般的に腰のくびれというか、妙に上半身をくねらせたポーズがいいんですよ。
 というわけで、私は鎌倉芸術が好みらしいということがわかりました。

 因みに、私が一番気に入ったのは海住山寺の四天王立像。上半身よりも下半身がふくよかでどっしりとした重みを感じさせ、プラス決めの上半身ひねり具合がもうたまらん。
 一家に四体欲しいです。一体でも欲しい。

 ただ、残念だったのは、金剛力士なんか「阿吽」2体で1セットになっているわけですが、片方しか展示されていない。
 四天王にしても十二神将にしても同じく。
 3階のフロアの構成というのは圧倒的でしたが、それだけが心残りでした。

 弐代目・青い日記帳さんと昼間の青い月さんで詳しいレポートがアップされています。

Comments
Tak at 2004年09月28日 21:12

 こんばんは、初めまして。

TBありがとうございます。
ご紹介までしていただき恐縮です。

とっても良質で中身の濃い展覧会でしたね。
数で勝負でなく質で勝負してました。
それにしても国宝が一箇所にあんなに集まってしまって
大丈夫なのかと素人は余計なこと思ってしまいました。

ますひろ at 2004年09月28日 21:16

どうも初めまして。
そうなんですよ!
3階の仏像ってみんなケースで覆ってなかったじゃないですか。
手を伸ばせば触れちゃう距離にあって、
もしものことがあったらどうするんだろうとハラハラしてしまいました。
次は実際に興福寺に行ってみたいなあ。

vagabond67 at 2004年10月11日 00:39

はじめまして。TBさせていただきました。
圧倒的な迫力のある展覧会でしたよね。是非,興福寺へ行ってみてくださいな。国宝館は,古びたほこりっぽい建物で,その中に,阿修羅像をはじめ今にも動き出しそうな生気を漂わせた仏像が文字通りゴロゴロありますよ。

003号 at 2005年04月13日 21:22

 
いきなりすみません。
まだこのページ作ってるんでしたら興福寺国宝展の見所を教えてください。お願いします。

ますひろ at 2005年04月14日 01:10

いらっしゃいませ。
見所はこの記事とリンク先のお二方さんの記事で十分伝わるかと思うのですが、
一言で言えば「存在感」ですかね。
仏像好きじゃない方もきっと感動すると思います。

003号 at 2005年04月14日 20:02

 どうもありがとうございました!

at 2005年10月25日 15:01

 おーーーい


jjj at 2006年05月26日 14:36

 ko

wataru at 2006年05月26日 14:38

 jjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjj

」」」 at 2006年05月29日 14:40

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