満足度が高かったのは、あまり期待していなかったことと、アクションを重視した作品作りの姿勢からだと思われます。
私、アクションばっかしの映画って好きではないのですが、化け物オールキャストの本作では、それこそが見所。はっきりいってストーリーはどうでもよかったかもしれません。
特に、飛ぶヴァンパイアが必見!
ヴァンパイアに羽を生やして飛ばせたという発想には拍手を送りたいです。
序盤の、3匹の「妃」が変化して村を飛び回る様は既存のヴァンパイアものにはなかった興奮ではないでしょうか。
最後の対決はなんだかグダグダになった印象ですが、その後の予想を裏切る展開は、「この二分岐で映画の印象がまるでかわったな」と、爽快アクションではない、ジーンとする視後感を与えてくれました。
久々にアクションもので満足。