›10 28, 2004

ビャンバスレン・ダバー、ルイジ・ファロルニ『らくだの涙』★★★☆☆

 遊牧民の話ということで観てきました。
 とにかく最も印象に残ったのは、ラクダの表情。ラクダって鬼可愛いんですけど。

 映像が遊牧民一家の有り様を淡々と描く中で、なんだかあの世界の中で暮らしているような気がしてきます。そしてラクダ一匹のお産のために馬頭琴の演奏者を連れてきて、聴かせる。あの素朴な音色がまたいい。
 それを聴いているうちに、あぁ、ラクダも家族なんだな、としみじみ思う。そんな映画でした。

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