›12 11, 2004

なんか古墳見たくない?(5) アシュラマニア

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 やっぱし毎日欠かさずちゃんとした内容のものを更新するって凄いことだね。。

 まだまだ焦らす焦らす。火照った俺の視線は始終ちらりちらりと阿修羅が待つ国宝館の方へ。
 先般の興福寺国宝展で仏像に目覚めた感じだった俺は東金堂では国宝十二神将像など観るも、身が入らないご様子。しかしこの東金堂の建物自体もまたよかった。

 できるだけ急ぐ素振りがばれないように、東金堂を退出。
 ついに国宝館へ!!

 十何年ぶりにみた国宝館は「あるあるー」……じゃなくて、「あー、こんな感じの萎びた博物館(?)だった」と確かに覚えのある懐かしさ。こんなところに国宝てんこもりかよ!!
 入ってみてもやっぱり中は貧(略
 ここら辺から俺の小太鼓が前奏を弾き始めた。ドゥルルルルルル……ってなりっぱなし。

 そんなこんなで牛歩で前哨戦を楽しんでいると、ついにヤツの横姿が!!!
 もうね、ここではそういう言葉は使わないようにしてきたけど、これしか表現がないし、リアルタイムでもそう思ってたんで。

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!

 観ました。阿修羅。
 観ながら、「阿修羅の意味」思ってました。
 延べ20分ほど。

 ふぅ〜っ、もうお前はしゃぶりつくしたぜ、とか口では言いながら、かなり後ろ髪引かれる思いで先へ。やっぱりヤツの顔は好きな時に観たい。サイフにラミカでも忍ばせるか!!
 隣が金剛力士像だったのも(東京の国宝展の奴とつがいの)凄かったけど、やっぱし阿修羅はそれとは違う凄さがあった。金剛力士像はね、なんていうか、ボンキュッボンでしょう。わかりやすいのが好きな俺らしいんだけど、阿修羅なんかは表情を観ると「こいつはどんな人生を生きてきたんだ〜ッ!」と妄想逞しくなるわけで、それも俺らしい。
 以上。

 というか、阿修羅だけじゃなくて、乾闥婆とかも凄い顔してるんだよねえ。なんでこんな少年の顔にしたんだろうねえ。。 仏師にも興味が湧くよ、ほんと。

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