灯りを見つけほっとするも、他の古墳たちは少し離れた場所にあり、流石に不慣れな土地でライト一つはやばいだろう、とやっと気付き、以降の探索を断念。
悔しい。折角奈良に来たのに。
何故神はこんなに早く日を沈めたもうた!
と、あくまでも自分のせいにすることは避け、今日の宿泊地、大和高田へ向かう。
最寄り駅の平城から、大和西大寺→(近鉄橿原線)→大和八木へ。
恐らく大和高田に観光地っぽい飯が食えるところはないと判断して、途上にあるそこそこ大きめの連絡駅大和八木を、夕食地として選んだのだった。
降りてみると……うっ、うーん、微妙……。商店街はあれど、閉まっている店が多い。鰻屋を見つけたので、他になにもなければここでいいや、とぐるっと回ってみると……。
東方に近鉄デパートを補足!
多分日本料理屋でもあるだろうという予想通り、月日亭という店を発見。
登山用リュックを背負ったむさい男が、わりと高級感の漂う店へ闖入。ビールと2500円ぐらいの懐石を頂く。
鎌倉で目覚めて以来、懐石料理が相当好きになった俺は、料理を堪能。ほろ酔いで大和八木を後にした。
ところで、懐石料理の「一般的な定義」ってよくわかりませんね。とりあえず俺定義ということで。
ちなみに奈良観光をする上でこの大和八木駅というのは結構重要な存在。何度もここで乗り換えました。