手段と目的

　深夜バスが東京駅に着く頃には、例によって靴を脱いでいた足はパンパンにふくらみ、靴が履けないほどになっていた。
　とりあえず帰宅し、寝た。
　起きた。２日目に買ったまほろばを食した。でかい！

　うまい！

＜あなたの心の中にあるますひろのニコニコの笑顔のイメージ映像＞

　　　完

　というわけで、終わった旅の振り返りをしますよ。
　「なんか古墳見たくない？」から始まった今回の旅、結果を見てみると……、
　◆踏破した古墳数：３３
　　１日目：７
　　２日目：１０
　　３日目：１６
　加速度的に増えている！　次第に魅力にとりつかれ、「超古墳見たくない？」に変わったって寸法ですね。
　「次は一日で何十個回れるかやりたい」
　そう彼はつぶやいていました。

　とにかくとにかく、今回の旅は自分的に意味価値大特大。
　自分の嗜好の根元とか、自身の本質が見えてしまった旅。
　そしてそれを大肯定して超楽しもうぜ！　な方向性が凝固。
　肉食獣歩きで膝負担皆無。
　無理スケジューリングは趣味。
　食事妥協なしは大正解。
　宿は妥協しいい風情。
　古代史興味がでてきたよ。
　古墳に侵入したいんだ。

　よし！　考古学者になろう！
　後に考古学会に名を轟かせる、一人の超新星の誕生であった。

　こんなバカ話に、ながらくお付き合いありがとうございました。