›3 02, 2010

★★★★★ 古橋一浩『ガンダムUC』

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 いやぁ〜、凄かった。劇場に見に行ってきました。
 一流の仕事というのを観られたな。
 これだからアニメファン(?)はやめられん。
 ドラマじゃこういう感動は得られない。

 まず作画ね。
 安彦キャラデザ! と勘違いしていたけど、実際に動くキャラのデザインは高橋久美子。
 これがまぁ〜よくってね。安彦臭がするけどあまーい線になっていて、いいアレンジになっている。ものすごく好き。
 演技もなかなかで、特にバナージの一部カミーユっぽい感じはよかったな。似すぎでしょw

 それから、メカ作画は最高レベルでしょう。
 もう少し宇宙っぽい戦闘をやらせてもいいかな、と思うところもあったけど、0083クオリティの本気がビシビシと伝わってきました。
 クシャトリヤ活躍しすぎだろw
 最初にがんばってたジェガン、もしや名パイロット? と思ったらあっさり死ねるしw
 なんかそーいう「もしやあの人!?」と誤解させる(いい意味でも)ミスリーディングみたいのが結構仕掛けられている気がしましたね。

 あと、音楽。これがまぁ、普段なら音楽はほぼ記憶に残らないこの俺が、観ている最中に「音楽、いいな」と3回は思ったんだから凄い。
 特に! 最後のユニコーンに乗り込んでいくシーン!
 ここの盛り上げ方がストーリー的にも演出的にもハンパなく、俺はここで感極まり泣いてしまった。

 ストーリーはよくも60分に詰め込んだな、90分は観た気がする、ぐらいの感じ。
 しかしそれはすべて最後のユニコーンに乗り込むシーンのための脇役という形で、けれど旨味のある脇役で、最後にカタルシス大爆発させるのにもってこいのストーリーだった。

 ほんとに、バナージがユニコーンに乗り込んで、デストロイモードが発動するまでのシークエンスは過去を見渡してもこれ以上のものはないというくらいの感動だった。

 ただ、しっかりと宇宙世紀の歴史が頭に入ってないとついていけない部分もあった。
 それぐらい頭にいれとけよって感じだけど、そんなに観てられないっすよ(;_;)
 逆シャアのDVD手放すんじゃなかったなあ。。

 ともかく文句なしの満点。
 しかしパンフ1000円はぼったくりすぎだろ。。。

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