ここ1週間、書きたくて書きたくてたまらなかった話題があります。
それは、遂に新連載が開始された夏目義徳!!!
これで、今までサンデーでダントツだった『D-LIVE』を抜いて、『クロザクロ』が更にダントツの地位に着きました。
絵が大分すっきりとしてしまいましたが、夏目さんの描くテーマ、善悪観は健在、大喝采であります。
早く続きが読みたいなあ……と思って、『海皇記』を除けばここ何年もそういう作品が無かったことに気付きました。
近年、漫画に対する自分のスタンスが変わったということもありますが、もう大学の頃には「次が待ち遠しい」という感覚は既に薄らいでいた記憶があります。
ところで、今回斬られた化け物は、玉が望みを現実化したものであり、主人公もああなるということではない、と予想してみます。
夏目さんが、少年が化け物となった苦悩を描いたら、それはそれで物凄く魅力的なのですが。
そうそう。今回『クロザクロ』が始まって、『デス・ノート』との対比が強く頭に浮かんできました。というよりも『トガリ』の印象との対比と言った方がいいのでしょうが。
両者のテーマには似たところがありますが、作品としての形は全く違います。それは、テーマに対する読者の距離感に強く起因しているという気がしています。
一見して荒涼としたようなイメージをもつ『トガリ』の方が、実はなんだか暖かい感じがし、洗練された『デス・ノート』の方はとても冷たく、都会的なのです。
それは、『トガリ』が直接読者に語りかけているのに対し、『デス・ノート』では、極端に言えば「あんたらがどう受け取ろうと、私は知らないよ」という態度だからだと思うのです。ひどく現代的です。
そういう意味でも『デス・ノート』は少年誌で連載して欲しくない作品ですし、小畑さんの才能に合致しすぎていて恐いのです。
私は、もっと強烈に訴えかけてくる作品が好きなようです。
テーマ自体やモチーフ以外に、距離感の遠近でそういう雰囲気を演出できる、という実感でした。
初めまして、チーフさん。
連載開始からもう1ヶ月半経っているんですねえ。
ちょっと最近は展開がゆっくりな印象はありますが、
未だにサンデーでいの一番に読むマンガであります。
相変わらず幹人君はダークヒーローになり、
ヒロイン(どっちだ?)はおまけ的存在になるであろう、と予想。
それにしても、あんなに日常的にオーガが出ちゃっていいのかな。。
いらっしゃいませ〜。
なんだかんだ騒いでおいて、結局単行本は買っていません。
雑誌で読んでる奴ってまず買わないんですよね。。
とはいえ、クロザクロはサンデーで相変わらず一番に読む漫画です。
なんかドラゴンボールっぽくなってきた?(^^;
早く主人公メインにならないかな。