›2 23, 2010

★★★☆☆ ジェームズ・キャメロン『アバター』

 いやあ、フツーの話やったぁ……。
 というのが見終わっての最初の感想。

 話3:アクション7 という印象で、その話自体もよくある異文化認められ系。
 唯一? 新しい点をみつけたのは、ネトゲー廃人問題への一石。
 飯も食わずヒゲもそらない主人公のすさんだ風貌に、「引きこもりニートだ!」の感慨を隠し切れない。

 彼は現実よりあっちの世界がいいという。そして最後はあっちの世界で暮らしてもいいんだよ! のメッセージ。
 しかしそれを描くことで、あっちの世界にいっちゃだめだよ、と言っているような気もする。
 だって、ハッピーエンドすぎて、うまくいきすぎてて気持ち悪くなるくらいなんですもん。
 いや、でも、これがジェームズ・キャメロンなのか? そうだな。肯定なんだろうな。

 で、3Dに関しては、慣れると全然3Dであることを感じねえw
 驚いたのは最初だけでした。特に、引いた画面では3Dであることのメリットが感じられず。ずっと重い眼鏡をかけて首も疲れました。
 キャプテンEOの方がよかったなww

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